織ったり、染めたり、洗ったり、図書館や学校へ出向いての野暮用に追われて、あっという間に一週間が過ぎていってしまうので、日曜日は全てを一旦置いといて、心置きなく休むことにしています。
今日はなんとなく、チアンギス(青空市場)にでも行こうかとバスに乗っていたのですが、道すがら何かが起こりそうな気配を感じたので、途中下車したのでした。
毎年5月に10日間ほど全力で続く、valle de maiz のお祭りに遭遇したのでした。valle de maiz は、サンミゲルにある地域の名前で、「とうもろこしの谷」という意味で、いつもステキな名前だなと思っていたところでした。
かっこいいアステカダンサーや、これまた不穏なピンクパンサーが踊り狂いながら、目の前を通り過ぎてゆきました。
パレードをひと通り堪能した後、チアンギスに行くのはやめて、何年も歩いてなかった小道を通って街に戻りました。のんびりゆっくりと目的もなく街を歩くのは久しぶりでした。
素敵なおうちを眺めていたら、おうちの方が出てきて庭をご案内してくださったり、美しく小さな教会の脇に座って、美しい賛美歌を聞いたり。アイスを食べたり、空腹で不機嫌になったあと、おいしいカルニータスを食べてしみじみと幸せを噛みしめたり。
たいしたことはしていないのに、な~んかいいきぶん、の日曜日でした。