染め

Tapetelana では白、グレー、茶色などの自然の羊のままの色の糸を、自分で染めています。

サン・ミゲル・デ・アジェンデの織物では、ほとんど化学染料を使って染められた糸が使用されていますが、Tapetelana では、化学染料の鮮やかな発色と、草木染めのやさしい風合い、どちらも使用しています。

近年は、メキシコの自然、季節を感じながら、おおらかな気持ちで染められる草木染めに夢中になっています。palo de brasil(蘇芳)、 pirúl(コショウボク)、 huizache(キンゴウカン)、cempaxúchitl(マリーゴールド) などなど、その時手に入るものを、手に入る分だけ。どんな色になるのかわからないのもまた、楽しいのです。