ABOUT TAPETELANA

メキシコの San Miguel de Allende という街で、タペテ【tapete】と呼ばれる毛織物を織っています。

2007年にSan Miguel de Allendeで織物を始めた時に、メキシコの伝統的な織物のことをもっと伝えられたらと思い、毛織物を意味する【tapete】と羊毛を意味する【lana】を合わせてTapetelana(タペテラナ)と名付けました。

糸を洗って、染めて、織って、そしてクッションカバーやバッグなどに仕立てるまでの工程すべてを一人で制作しています。

各地方、特色のある織物が織られているメキシコの中でも特に San Miguel de Allende は、タペテの生産地として有名で、今でも10余りの家族が伝統を受け継いでいます。

伝統工芸をおおらかに、そして真剣に教えてくれたこの街の職人さんたちに感謝と敬意を込めて、Tapetelana では、伝統的な方法を踏襲しつつ、自由な色とデザインで、ラグの他、バッグ、クッションカバー、コースターなどの小物を、ひとつひとつ丁寧に手作りしています。

幅130センチの機織り機に向き合って平面の世界を織りながら、その果てしなく広く、深い世界に魅了され続けています。