伝統的な高機で織っています。
サン・ミゲル・デ・アジェンデでは、もともと織物は男性の仕事とされていて、力を使う大きな機織り機が使われています。
なかには4mの幅のものが織れるものもあります。そういう大きいのを織るときは2人の人が同時に織っていきます。
サン・ミゲル・デ・アジェンデの Instituto Allende という美術学校では200年以上前に作られた織り機が今でも現役で使われています。
わたしの織り機もとてもどっしりとして、大きく、70年前から使われているものです。
古い道具というものは、それまでの職人さんの思いとか、不思議な力が詰まっているようにも感じられ、特別な力を分けてもらっているような気がします。