毎年冬に織物の展示でお世話になっているアノニム・ギャラリーにて、今メキシコ民芸の展示が開催中です。
この度はミチョアカン州の民芸・手仕事にテーマを絞ってセレクトしました。
ミチョアカン州には、かつてタラスコ帝国を築いたプレペチャ族の人々が住んでいて、タラスコ帝国の都にあったパツクアロ湖畔の村々を中心に、今もさまざまな手仕事を生業に生きている人々がいます。
中でもわら人形は、本当に見ているだけでも楽しくユニークな発想と、その細やかな手仕事にいつも感銘を受けちゃいます。
湖を囲んで、畑を耕し、土を捏ねて暮らす人々。500年前にスペイン人がもたらしたキリスト教とそれよりずっと昔から続く彼らの暮らしの中から生み出されるものをぜひご覧いただきたいです!
ミチョアカンは初めて訪れた10年くらい前からずっとずっと好きな場所で、知れば知るほど魅せられるのですが、そんなミチョアカンで知ったこと、見たこと、感じたことなどを熱く綴った文章も展示していただいております。
メキシコ、だけれどメキシコというよりはプレペチャ的ともいえる一つの世界を知って楽しんでいただけたら嬉しいです。
8月30日まで。お盆も通常営業しているそうです。
どうぞよろしくお願いいたします!
アノニム的メキシコ民芸店
2022年8月5日(金)~8月30日(火)12:00~17:00 水・木定休日
アノ二ム・ギャラリー 〒391-0211 長野県茅野市湖東4278 ☎ 0266-75-1658