アノ二ムギャラリーでの展示の後、松本まで足を延ばしてきました。
面白そうなところがたくさんありましたが、まずは一番興味のあった松本民芸館へ行ってきました。
そしてやっぱり民芸はおもしろい、と思いました。
民衆の暮らしのなかから生まれた美の世界。機能美と自由な心が絶妙に合わさって、暮らしの中で生きている。
そんな暮らしを私も追求したいなぁなんて思いました。
櫛と枕のコレクションにはしびれました。
アイヌの着物の刺繍と、奄美の手毬の刺繍には、同じ宇宙を感じました。
そして、メキシコにも美しく、面白い民芸品がたくさんありますが、やっぱり!松本民芸館でもメキシコの民芸品にお目にかかることができました。
文化の薫りあふれる街、松本。
今年の制作と展示が終わって、出し切った出涸らしみたいな自分に、じんわりと優しく沁みる街だと思いました。