乾燥させておいたマリーゴールドの花を使って染めました。
マリーゴールドはメキシコ原産のお花だそうで、ナワトル語でcempazúchitl(センパスーチル)と言って、古くから染色につかわれていたようです。とても染めやすく、落ち着いた黄色に染まります。
マリーゴールドとは、「聖母マリアの黄金の花」という意味で、マリア信仰の篤いメキシコに通じる響きがあります。
また死者の日には、街中や祭壇などがこのマリーゴールドの花で飾られ、 flor de muertos(死者の花)とも呼ばれたりします。まさにメキシコの花という感じがします。