くちなしの実

ここ数日、暖かな日を狙って色染めをしていました。

今年の染め初めです。くちなしの実で染めました。栗きんとんやたくあんなどにも使われる染料です。

くちなしの実

 

色がよく出るように、実を切ってから、煮て染液をつくります。

2日間ほど染液と媒染液に交互に浸して、のんびり染めました。

 

くちなしで染めた鮮やかな山吹色は古来、黄支子(きくちなし)、黄支子に紅花の赤をわずかに重 ね染めした色を梔子色(くちなしいろ)と呼んでいたそうで、梔子色は身分の高い人にのみ身に着けることを許されたお色だったそうです。

 

綿の糸は鮮やかな山吹色に、羊毛糸はやわらかな黄色に染まりました!

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